「家を建てたい」。最初に行くのはどこ?不動産屋か建築会社、ハウスメーカー、それとも?

tanoue

2000万円で家を建てよう、というカテゴリーを作ってはや2ヶ月。次のプロジェクトも決まりかけたはずでしたが、さっそく暗礁に乗り上げました。というのも、少し厳し目だと思っていた金額設定があまりにも簡単にクリアできそうだったからです。

松山と新居浜でプロジェクトを計画していたのですが、特に新居浜市の場合は土地が安く、写真の場所でも坪15万円、仮に土地を50坪購入しても750万円です。ここから数百メートル離れるだけで、坪単価は10万円を切ります。金額設定をシビアにすることで、逆に余分なものを削ぎ落としつついいものができると思っていたのですが、目論見が外れました。。

と、その後いろいろ考えていくと、そもそも「持ち家は必要なのか?」という根本的な問題に帰ってしまい、少し暗礁に乗り上げた格好になったわけです。さてさて、いきなりこんな状況でどうなることやら。そこで今回はちょっと一般的な、「家を建てようと思った時、最初にどうする?」というところの話をしてみたいと思います。

ちなみに、一般の方は「家を建てよう」と思い立った時、まずどこに駆け込むのでしょうか。個人的に、優先順位をつけるなら以下のようになります。

1.建築会社(できれば地元の地域密着の)
2.設計事務所
3.ハウスメーカー
4.不動産屋
5.その他

結論から言うと建築会社(工務店)に行くことをお勧めします。結局最後に工事請負契約を締結し、建築工事をお願いするところに行くのがいいと思うのです。価格的には、設計施工を行う建築会社で、その会社の実績が自分の理想に近い住宅を手がけているところが理想です。

コストパフォーマンスも求めるのなら、口コミで会社の規模が社員10人位までの所が良いのではないでしょうか。そういう建築会社は広告宣伝費など経費が少なく、結果的に利益率も低くても経営が成り立つので建築費を抑えることができます。大きな工務店やフランチャイズは大量購入で原価が安くなると考えがちですが、最近は小さな規模の工務店でも工夫をして設備機器をはじめ原価を抑える方法を持っていたりします。

ただ、そういう場合でも早い段階から1社に絞り込まず、相見積りを取るようにすると、緊張感が出ていいのではないでしょうか。そうなると、図面をどうするのかというところがネックになりますが。どこかで作ってもらった図面を別の会社に持ち込み、相見積りを取ることもあり、断られることもないと思いますが道義的には最初に図面を作ってもらった建築会社に失礼です。やむを得ずそうなる場合には、素直に建築会社の方にその旨を伝えることが最低限のマナーです。

この問題を解決するのは、設計事務所が一つの手段です。お気に入りの設計事務所が見つかれば、そこで図面を書いてもらい、相見積りにかけるのが一般的です。ただ、一般的には総額が上がりがちです。設計事務所は設計も工事監理も行いますので、その設計料が工事代金の数%になります。仮に2000万円の家だとすると、設計料は5%程度なら100万円前後になります。建築会社の場合でも当然設計料は含まれるのですが、社内で処理することができるのでそこまで費用はかかりません。

ただ、工事監理を2重にチェックする形になるので、決して高い費用ではありません。相見積りを取れば競争原理が働き、工事代金が建築会社単体で行うよりも安くなって設計料を合わせても建築会社に持ち込むのと変わらない場合もあります。

シンプルな家なら、設計事務所も意外にコストパフォーマンスがいいと思います。なにより、相談できる相手が増えるわけですから、いろいろアイデアも出てくるかもしれません。ただ、デザインを求めるならコストアップは不可避です。特に、アトリエ系設計事務所の場合は設計料も、建築費も高くなりがちです。あとはそのデザインにその費用が見合っているかどうか、施主側の判断になります。

でも、本当に住宅は大きな買い物です。少し費用がかかっても、ハウスメーカーには目に見えない安心感があるのは確かでしょう。大手になればなるほど坪単価も上がりますが、アフターサービス然り、それだけ手厚いフォローがあります。地元の建築会社や設計事務所に納得ができなければ、ハウスメーカーに駆け込むのもいいでしょう。住宅展示場もありますしね。注意しなければならないのは、担当者でしょうか。最終的には担当の営業マンと付き合うことになりますので、いいことも悪いことも共有できる人を見つけることが肝心です。メーカーを選ぶというよりも、個人的にはそこが重要ではないかと思います。

結局、思い描いていた家を建てるということは、なかなか難しいものです。よく「家は3度建てれば・・・」と言いますが、3回建てても理想通りの家にならないことのほうが多いのではないでしょうか。ですので、何かしらトラブルが起こった時に、真摯に対応してもらえるかどうか。そこに尽きると思います。ハウスメーカーのデメリットといえば、最悪、話がこじれて家のメンテナンスを地元の建築会社に頼もうとする時に、対応が難しくなること。工法や設置している商品がオリジナルのものになるので、どこか直したいといった時に、物理的にそうした部品が手に入らないといったことが起こり得ます。そういう場合は、ハウスメーカーも最終的にはどこか地元の建築会社が関わっていますから、その建築会社を見つけられれば打開策は見つかるかもしれません。

ということで、そういう建築会社や設計事務所、ハウスメーカーは土地探しもしてくれるので、不動産屋は4番手になります。また、最近では設計事務所や建築会社を紹介するコーディネート組織もありますが、そうしたところはその分の費用がかかってしまうので、個人的にはあまりおすすめできません。仮に相談費用が無料とあっても、広告費なりどこかに費用は含まれます。世の中、ただほど怖いものはありませんので。。もちろん、時間も費用もゆとりを持って間口を広く探していく場合はその限りではありませんが。

本当に、家を建てるには色々な道があります。どれが正解かは、結局本人次第。いずれにしても、大変な作業になりますから、何よりその過程を楽しんで欲しいものです。

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