スマホやカメラと連携、進化する宅配ボックス。マンションだけじゃなく戸建でも普及?

LIXILリンクボックス 未分類

LIXILリンクボックス

スマホと連携する宅配ボックス、LIXILのリンクボックスをみかけました。

昨今、急増するネットショッピング。地方に住んでいると、なかなか品揃えが多いお店も少なく、忙しい時には夜でも注文できるので本当に便利です。ただ、注文時に時間が指定できなかったり、帰宅が遅くなったり、再配達をお願いすることになる方も多いのではないでしょうか。そうして、宅急便の再配達が社会問題になっています。

そこで注目されているのが宅配ボックス。特に新しいマンションでは既に一般的ですが、戸建の住宅では新築でもほぼ取り付けられることはありません。が、この社会問題に対して次々と新しい商品が発売されています。

まず、最初に紹介するのはPanasonicの戸建住宅用宅配ボックス。

Panasonic 戸建住宅用宅配ボックス コンボ

こちらは比較的早くから発売されている商品です。最近では”「宅配便の再配達がない」まちをつくろう。”という宅配ボックスの実証実験が福井県あわら市で行われ、ニュースにもなりました。上記のホームページでもレポートが掲載されていますが、ボックスの設置によって再配達率が49%から8%に減少したことが報告されています。

また、ホームページ上では初歩的な疑問に対するQ&Aも掲載されていますので、宅配ボックス導入を検討されている方は一度ご覧になってはいかがでしょう。

その「よくある質問」の一番目は、こちらです。

Q:質問 荷物の預かり~受け取りまでの手順を、業者は知っていますか。(宅配ボックスコンボに関して)

A:操作手順は、扉内側に記載しております。
操作パネルにも操作手順を番号で表示しております。
なお宅配業者へのヒアリングでは、簡単な操作なので特に指導の必要はないという意見をいただいております。
※地域密着の専属ドライバーが多く、宅配ボックス設置の家を把握できることも影響しているようです。
※手順について、詳しくは下記をご覧ください。
(Panasonicのホームページより)

 

次はNASTA(ナスタ)の宅配ボックス。

NASTA 宅配ボックス

一般の方にはあまり認知度が高くないかもしれませんが、ナスタの宅配ボックスはマンションやアパートに以前から供給されていて、建築業界では有名なメーカーです。ですので、大きさやデザインに様々なバリエーションがあります。GOOD DESIGN賞を受賞した宅配ボックスもあり、選択肢は広がります。使い方などはパナソニックの商品とも近く、シンプルです。大和ハウスと提携してニュースになったりしました。

 

さらに、最近発売されたものがLIXIL(リクシル)の宅配ボックス。

LIXIL 宅配ボックス リンクボックス

CMなどでリクシルの名前もだいぶ知られてきたのではないかと思いますが、トステム・INAX・新日軽・サンウエーブ・TOEX(旧 東洋エクステリア)という、建材や住宅設備のブランドがひとつになって生まれた会社です。今回は「スマートエクステリア」として、ホームネットワークシステムにつなぐとスマートフォンで荷物の受け取りや取り出しが確認できます。導入コストはかかりますが、カメラとつながればいたずら防止の意味でもメリットはありそうです。

これ以外にも、楽天やアマゾンで検索すれば、従来からある据え置き型の宅配ボックスが数千円から購入できます。宅配ボックスを自作しようとした人がいたこともニュースになったりしていました。あれば、配達する人はもちろん、受け取る人にとっても便利な宅配ボックス。対面なしで受け取れるのは、一人暮らしの女性にとってはセキュリティ上でも安心かもしれません。が、一方でいたずらをされて宅配ボックスが利用できなくなったり、暗証番号をポストインするタイプだと暗証番号自体を盗まれて、荷物の盗難にあう被害も出たりしています。

メリット、デメリットもある宅配ボックスですが、上手に利用することでよりネットショッピングを楽しむことができるようになるといいですね。

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