愛媛1-0千葉(得点:愛媛/瀬沼優司)2015/04/19 16:04キックオフ ニンジニアスタジアム 【入場者数】3,109人 【天候】曇、無風、気温 18.3℃、湿度 77%【主審】荒木 友輔【副審】大西 保/西村 幹也
11度目の対戦にして、ようやく千葉から初勝利。しかも、今季エースとして活躍が期待されていた瀬沼優司の愛媛移籍後初ゴールが決勝点となりました。また、戦い方としても見応えがありました。ほぼ5バック、3ボランチにして守備のブロックを作り、カウンターに徹した今節。かつても普段と違う守備的な戦い方で上位を迎え撃ったことはありますが、結果が出た記憶がありません。愛媛は昨季も湘南の快進撃を止めましたが、その際には意図せず押し込まれ、防戦一方からカウンターで勝利を手繰り寄せました。しかし今回は意図して相手のよさを消し、今季無敗の千葉に初めて土をつけました。戦術を徹底し、その上で結果をつかむ。こういう戦い方もできれば、今後の期待も膨らみます。選手個々も、チームとしても大きな成果を得た試合になりました。
愛媛新聞では瀬沼がMIPに選ばれましたが、得点の場面以外でも献身的に守備をしてチームに貢献していました。ただ、ここでは林堂眞を挙げたいと思います。今季は3バックのセンターを江口直生に奪われる形になり、スタメンを外れることもありました。その影響か、ピッチにたってもらしくない不安定なプレーも目につきました。が、このゲームに関しては彼らしい落ち着いた対応でチームのピンチを救いました。終盤のシュートブロックはもちろん、瀬沼の決勝点も林堂の素早いリスタートからでした。攻守において、結果に直結する大事な役割を果たしたと思います。
●これまでのMIP/第1節・藤田息吹、第2節・西田剛、第5節・近藤貴司、第6節・玉林睦実、第7節・瀬沼優司、第8節・林堂眞
●愛媛新聞MIP/第2節・西田剛、第3節・児玉剛、第6節・河原和寿、第8節・瀬沼優司
※写真はJ公式HP