いよいよ新元号、令和元年を迎えました。新しい時代に突入しましたが、10月に消費税が10％に上がる予定も。いろいろと変化の多い2019年ですが「これを機に新居を」と、ご検討の方も多いのでは。
そこで今回は、新居浜市で増税前でも引っ越し可能な新築分譲住宅（建売）、マンションを独自に検索、チェックしてみたいと思います。
※5月2日時点の情報ですので、詳細は建築会社もしくは不動産会社までご確認ください！
新築住宅の分譲は多彩。お手頃な2000万前後から、2階建てに平屋もトレンド
まず検索サイトで引っかかるのは、地元の建築会社や不動産会社が手掛ける物件。2000万円中盤の物件が少なく、2極化しています。また、平屋の住宅がチラホラあるのが最近のトレンド。松山などと比べると地価の安い新居浜ならではの物件ですね。
価格帯別に、チェックしてみると2000万を切る物件も。
所在地 価格（間取／建物面積／土地面積）★は平屋
西町 1948万円★（3LDK／48㎡／210.2㎡）ひめホーム白石建設工業
田の上 1980万円 ★（3LDK／81.56㎡／192.49㎡） 岩城建設
萩生 1998万円 （4LDK／105.16㎡／148.76㎡） ファミリーホーム松山支店
角野 2210万円 （4LDK／108.90㎡／194.89㎡） グッド不動産
種子川町 2480万円 （4LDK／100.19㎡／216.40㎡）フジ宅建不動産
郷 2690万円★ （3LDK／82.81㎡／205.34㎡）アーバンライフ
市内各校区にいろいろありますね。ファミリーホーム、フジ宅建、アーバンライフはほかにも各地で建売の販売をしています。もちろん、ハウスメーカーも。
政枝町 3750万円★ （4LDK／90.84㎡／205.45㎡） セキスイハイム
東田 3830万円 （4LDK／106.95㎡／197.45㎡）住友林業
庄内 4239.6万円 （4LDK／121.73㎡／180.76㎡）積水ハウス
制振装置や太陽光、蓄電池などの設備も充実している大手ハウスメーカー。調査時点で大和ハウスはありませんでした。ハウスメーカーの場合、比較的豪華な展示場じゃなく、分譲住宅を見てみるのも現実感があっていいですね。
新居浜の新築マンションは一択。その他、増税前後のチェックポイントは？
アルファステイツ西の土居 2780万円～ （3LDK／73.02㎡～）あなぶき興産
新居浜市内の新築分譲マンションは、現状一択です。中古なら、2017年築のアルファステイツ新居浜駅が2千万円後半で販売されているようです。築浅の物件は限られているので、選択肢は少ないですね。
その他に戸建て、マンションにかかわらず関係してくるのが消費税。10月から10％に増税される予定ですが、同時に導入される住宅購入の補助・国交省の次世代住宅ポイント制度はこちら。わからないことは、ナビダイヤルで問い合わせることもできます。
これまでにも、増税の際の景気対策や復興支援として省エネ住宅ポイント（住宅エコポイント）が創設されましたが、今回も大枠としては同じような制度になっており、対象となる住宅の建築やリフォームの際にポイントが還元されるようになっています。
また、LIXILやTOTOでは制度の概要や自社対象商品などをわかりやすくまとめてありますので、参考にしてください。画像はLIXILのサイトに掲載されているものですが、新築注文住宅の８％と１０％が適用される対象期間がわかりやすく整理されています。
LIXILのサイトには概要を整理したパンフレットや、チェックシートなどもありますので実際の計画の際に便利です。
では、増税で影響が出る価格はいくらでしょうか。増税後、次世代住宅ポイントでは条件を満たすと35万ポイントがもらえる予定となっています。ですので単純計算すると、２％の増税で35万の差額が出る金額は1750万円。極端な考え方になりますが、税別1750万以下の新築工事なら増税後がお得ということになるのかもしれません。
今回チェックした物件で、建物の価格が1750万を超えるのは少し広めかグレードの高い住宅、あるいは大手ハウスメーカーの物件になりそうです。
いずれにしても、ポイントがあるおかげで増税の前後で２％の差はある程度埋められそうです。その他にも工事の金額だけでなく住宅ローンの金利なども関係しますから、購入時期は総合的に検討してみる必要がありそうです。
いずれにしても、こうしたポイントがあることも影響しているためか、以前のように駆け込み需要の過熱感はあまり感じられません。一生のうちで大きない買い物になりますので、みなさん慎重に計画しているようですね。
