愛媛FCとマーチングバンドSeeds+の交流などを描いた東日本大震災復興支援映画「MARCH」が、IFFにて最優秀外国語ドキュメンタリー賞を受賞しました。
東日本大震災復興支援映画「MARCH」 http://seedsplus.main.jp/
この映画に登場するSeeds+は、東日本大震災の被災地である福島県南相馬市で活動し、震災前は原町第一小学校マーチングバンドとして全国大会の常連校でした。震災後、原発事故により彼らの住む地域が緊急避難準備区域となってしまい、メンバーの半数が県外へ避難。一時活動を中断していましたが、「仲間と一緒にマーチングを続けたい」という子ども達の強い思いを指導者や保護者がバックアップ。活動を再開し、震災翌年には地域コンテストをみごと勝ち抜き再び全国大会出場を果たしました。
愛媛FCもクラブやサポーターが震災後から被災地の復興支援活動を続けていましたが、そんな縁からこのマーチングバンドの「Seeds+」が 2015 年に愛媛FCから招待を受け、 試合前にスタジアムで演奏を行うことになりました。そのときの様子を中心に、この短編ドキュメンタリー映画が作られています。現在、上映は復興イベントや授業等を中心に国内外で行われていますが、福島の現状やSeeds+の魅力、愛媛FCを通したサッカーの魅力 が伝わる内容となっています。
まもなく3・11から6年。今週から愛媛新聞社1Fロビーでは東日本大震災報道写真展も行われていますが、改めて6年前のできごとを考える機会としても多くの人に見て欲しい映画です。
後援しているJリーグからもリリースがありましたので、ご紹介します。
Jリーグが後援している東日本大震災復興支援映画「MARCH」が、英国ロンドンで開催された「International Filmmaker Festival of World Chinema in LONDON」において、『最優秀外国語ドキュメンタリー賞(Best Foreign Language Documentary Award)』を受賞しましたのでお知らせいたします。 この映画は、震災被害を乗り越えて福島県南相馬市で活動をしているマーチングバンドの「Seeds+」をJクラブも支 援している様子を収録した短編ドキュメンタリー映画となります。 (Jリーグより)