かねてから計画が進められていた銀天街のL字街区。銀天街と大街道が交わる場所ですが、再開発が2020年にスタートすることがニュースとなりました。24日に湊町三丁目C街区地区市街地再開発準備組合が設立され、オフィスやビルなど3棟の建設計画が示されたようです。まだ詳細は分かりませんが、このエリアが大きく変化することになります。
写真のことりやアサヒ、GET!などの比較的大きなエリアが再開発されることになります。このあたりは最近、割と裏通りも人気のエリアで、新しいショップも多くあります。古い建物や路地がなくなってしまうのは寂しいところもありますが、本当にこのあたりの建物は老朽化が激しいのも事実です。
松山市の資料にもあるように、築50年に迫る建物も多く、外見は鉄骨かと思われる広い店舗空間も実は木造だったり、内装もテナントの入れ替えとともに改装に改装が重ねられています。大きな地震で倒壊することは想像に難くなく、古くなった電気設備の火災なども心配されます。
ですので、再開発もやむなしといったところですが、せっかくの機会ですので松山の新たなシンボルとして、そして地方都市の中心市街地の再開発のお手本になるような、優れた計画が進むことに期待したいですね。
逆に、この界隈を散策できるのはあと2年くらい。松山を観光される方や地元に帰省される方は、一度この場所に立ち寄ってみてはいかがでしょう。