●J旅って?
一般的に「旅」や「観光」は、景勝地を巡ったり地元の美味しい食べ物に舌鼓をうったり、といったことですが、旅の形も時代とともに変化しています。例えば一昔前に主流だった団体ツアーが個人旅行になったり、旅の目的も変わってきました。
昨今では農村の暮らしを楽しむグリーンツーリズムだったり、スポーツ観戦やマラソン参加を目的に旅をするケースもあるでしょう。サッカーでは、地元チームのアウェイの応援を楽しむフットボールツーリズムなんて言葉も出てきました。
個人的にも、学生の頃からいつも旅の目的はサッカーと建築でした。
国内も、海外もそう。昼は街をぶらぶら歩き、夜になったらスタジアムへ足を運ぶ。そんな旅を繰り返してきました。
そんなことから、この”share!”でもフットボールツーリズムに絡めて、遠征で愛媛にやってくるサポーターの皆さんが参考になるような情報の発信を目指してきました。
でも、ふと気が付くと愛媛にはサッカーの愛媛FCやFC今治、野球のマンダリンパイレーツがあり、バスケのオレンジバイキングスもあります。2月には、愛媛マラソンも行われます。スポーツを目当てに、愛媛にやってくる旅人も増えているはずです。
「スポーツと、旅をしよう。」
改めて、2018年からはサッカーだけじゃなく、そのほかのスポーツを楽しむために愛媛にやってきた旅人のためにも情報を発信していきたいと思います。
以下、主要な記事をピックアップ。そのほかの記事は「J旅」のカテゴリーも参考にしてみてください。
●愛媛に来たら、まずは松山城周辺をチェック!
ニンジニアスタジアムのある松山市は、中心部から空港も港も近く、コンパクトにまとまった街です。肝心のスタジアムが遠い・・・という話がなきにしもあらずですが。。宿泊する場合の王道は、やはりお城下の膝元、大街道や銀天街のある繁華街を中心に旅の計画を。
●大街道から道後まで市内電車で12分。変化する道後エリアを楽しむ
2018年は道後オンセナートも開催中。道後温泉本館の改修工事は予定がずれ込み、まだ改修がはじまっていませんし、ちょっと旅にゆとりを持って、アートや新浴場で道後を楽しむのもオススメです。最近はゲストハウスも増えてきて、意外に安く泊まれる場所が見つかるかも。
●選手を目当てに、梅津寺で練習見学をする方は途中下車の旅もどうぞ
愛媛FCでは練習拠点のひとつが、梅津寺にあります。「カンチ~」という東京ラブストーリーをご存知の方は少なくなったかもしれませんが、その梅津寺駅の目の前が練習場になっています。伊予鉄に乗って梅津寺へ行く方は、港山駅で途中下車してレトロな三津浜エリアを探検してみませんか?
●ニンスタまでの途中下車ならこちら。映画好きなら伊丹十三記念館はおすすめ
松山市中心からバスでニンジニアスタジアムへ向かう場合、伊丹十三記念館はいかがでしょう。高校時代を松山で過ごした伊丹さんは、地元では銘菓一六タルトのCMも手がけています。映画だけでなく、マルチな才能を発揮した伊丹十三の世界に触れることができる記念館。決して大きな建物ではないのですが、時間をかけてじっくり見たい場所です。
●車で移動するなら、車遍路はいかがでしょう?スタジアム近くの「八十八カ所」巡礼
ニンジニアスタジアムの周辺には、四国八十八カ所のお寺がいくつかあります。カマタマーレ讃岐や徳島ヴォルティス、FC今治などサッカー観戦とあわせて八十八カ所巡りをしてみると、心が洗われるかも。数年かけて、四国の風景を楽しみながらまわるのもいいかもしれませんね。
●サッカー観戦に疲れたら、温泉でリフレッシュ。愛媛の人は温泉好き?
愛媛には、道後温泉だけでなく数多くの温泉があります。同じ松山の奥道後温泉、今治の鈍川温泉、西条の湯之谷温泉・・・と県内各地に温泉はあるのですが、特に松山市にはいわゆるスーパー銭湯もたくさんあります。施設が充実していて、のんびり過ごせる場所もありますのでサッカー観戦の後に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
●ニンジニアスタジアム周辺の寄り道なら、砥部焼体験も
愛媛のお土産といったら「砥部焼」も有名。ニンスタは松山市ですが、地元の感覚では砥部町にあるイメージです。ですのでスタジアムのすぐ北、砥部町にはたくさんの窯元があって砥部焼の器を買ったり体験してみるのもいいかも。春先は、砥部焼祭り(2017年は4月15、16日)や七折梅祭り(2月20日~3月10日)もあって、砥部町各地で様々な催しも行われます。
このほかにも、
ニンスタ至近のオーベルジュに泊まる?贅沢な旅や、駐車場利用レポートの
ニンスタ満車!?こどもの城から、のんびりお散歩してみませんか?
2017シーズン開幕。愛媛FCの金沢戦、交通情報と戦利品は
といったスタジアム観戦の交通情報なども、ぜひご参考ください。
川内インター経由で帰る方は、2年前の記事ですがこちらもどうぞ。