ゆっくり観て、その時代の空気を感じたい。伊丹十三記念館(松山)

伊丹十三記念館伊丹十三と言えば、何を連想するでしょうか。俳優、映画監督、CMクリエーター・・・多彩な才能を発揮した人でした。愛媛の人なら映画はもちろん、一六タルトのCMを思い出す方が多いのではないでしょうか。個人的には「ど忘れ編(1990年)」が印象に残っていますが、これらのCMもこの伊丹十三記念館で見ることができます。

その他に、彼が趣味でも様々な分野で一流の見識を持っていたことは有名です。そのことを表現するように、常設展示室では「十三」の名前にちなみ13のコーナーが設けられています。

一 池内岳彦
二 音楽愛好家
三 商業デザイナー
四 俳優
五 エッセイスト
六 イラストレーター
七 料理通
八 乗り物マニア
九 テレビマン
十 猫好き
十一 精神分析啓蒙家
十二 CM作家
十三 映画監督

また、企画展示室でも独自のテーマを設け、伊丹十三を掘り下げています。そしてカフェでは展示物と合わせて、シャンペンなど伊丹十三が好んだ飲み物も用意され、中庭を囲む回廊も一息つくことができます。決して大きな美術館ではありませんが、伊丹十三のすべてを知る事ができる美術館。映像などの展示も多いので、少し時間を欠けてゆっくり観賞したい場所です。1時間くらいで回れるかと思いましたが、全然足りませんでした。じっくり観たい方は1年間何度でも入れるメンバーズ会員に入ってもいいかもしれません。
ちなみに、設計したのは中村好文さん。普段は主に住宅の設計を手がける方ですが、この美術館についても中村さんは

宮本信子さんから最初に言われたのが、
「伊丹さんの家みたいにして」
っていうことだったので、
その希望を叶えてあげたいと思っていました。
(ほぼ日刊イトイ新聞/やあ、いらっしゃい-中村好文さんと歩く、伊丹十三記念館

ということで、本当に住まいの空間のように落ち着ける空間に仕上げています。今年は開館10周年になりますが、時間を経てより美しい建物になってきた気がします。ちなみに、写真の奥、美術館とベントレーが展示された車庫の間から見えるのが一六本社の建物。伊東豊雄さんの設計です。オフィスですので、建築好きの方は外観だけでも。

場所、入館料等は

愛媛県松山市東石井1丁目6番10号
TEL.089-969-1313 FAX.089-969-1314
・開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
・休館日 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)
※年末年始及び保守点検日は休館となります。開館カレンダーはこちら。
・入場料 大人=800円 高・大学生=500円 中学生以下=無料
・メンバーズカード 年会費=5000円、または3000円 有効期限=入会日より1年間
特典など、詳細はこちら。

となっています。車の方は松山自動車道の松山インターで降り、国道33号を松山市中心部へ走ると右手にあります。駐車場も広く、アクセスしやすい場所です。逆に市内中心部から訪れる際は、バスになります。松山市駅(松山駅ではありません)や大街道からの伊予鉄バス「森松・砥部線」に15分ほど乗って「天山橋」バス停で下車、徒歩約3分です。

伊丹十三記念館については、第一回伊丹十三賞を受賞した糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」の伊丹十三特集でも詳しく知ることができます。

スポンサーリンク
レンタグル大広告
レンタグル大広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大広告