行ってよかった日本の城ランキング常連。登りごたえのある松山城
愛媛の観光案内で欠かせないのが松山城。高層ビルが少ない松山では、街のいたるところから確認できる市民にとってのランドマークでもあります。
夜にはライトアップも行われる松山城は観光客の評判も上々のようで、トリップアドバイザーの「行ってよかった日本の城(2014)」で堂々の2位を獲得。以降も上位常連に選ばれています。
この松山城ですが松山市中心部の勝山(標高132m)にあり、加藤嘉明が築き始めました。概要は松山城のホームページによると
門櫓・塀を多数備え、狭間や石落とし、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた連立式天守を構えた平山城と言われております。
松山城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつ、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つです。平成18年に「日本100名城」、平成19年には道後温泉とともに「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。
松山城ホームページ
となっています。
本丸広場が標高132mとなっていますが、そこまでは登城道があり徒歩もしくはロープウェイで登ることになります。
いつくかルートがあり、よく利用されているのは県庁裏登城道と東雲口登城道(ロープウェイ街から)です。歩いて登城するには、通常は20~30分程度かかります。
松山城ロープウェイ東雲口駅舎から往復ロープウェイを利用して天守まで入場すると所要時間は3分で登れますが、そこから天守までは10分程度かかります。最短1時間程度で松山城を観光可能ですが、その場合はかけ足で見ることになります。
ARのアプリを使ったり、鎧を試着してみたり、じっくり観光するには、少し時間にゆとりを持ったほうがいいかもしれません。
カンデオホテルズ松山大街道のホームページにも、松山城やロープウェイ外の記事がありましたので、参考にしてみてください。
歩いて登るといい運動にもなる松山城ですが、春になると梅や桜が咲き、また頂上からは松山市内が一望できて絶景。お天気がいいと本当に気持ちがいい観光スポットです。
また、アート関連が好きな方は周辺に萬翠荘や坂の上の雲ミュージアム、愛媛県美術館などがあり、ぶらりと散策をして時間を過ごすこともできます。
美術鑑賞、ショッピング、夜の街。お城のお膝元は観光の拠点
さらに、平成28年度都市景観大賞を受賞したロープウェイ街・大街道では、ショッピングやグルメを楽しむこともできます。
特にロープウェイ街は「シャッター通りから生還した街」ともいわれていますが、近年は特に地元の魅力を発信する新しいお店が次々と入り、観光客で賑わいを取り戻しています。
ロープウェイ街は愛媛県内各市町のアンテナショップ的なお店も並び、お土産選びも充実。おすすめは、
伊織 松山店
今治タオルのお店ですが、それ以外にも愛媛のお土産が一通り揃います。
10FACTORY 松山本店
愛媛といえばみかん。みかんジュースを扱うおしゃれなカフェ。銀座にもあります。
MUSTAKIVI
愛媛出身・マリメッコのデザイナーとして活躍した石本藤雄プロデュースのショップ&茶房。ギャラリ-も。
霧の森菓子工房 松山店
霧の森大福で有名なお店。お茶どころ、四国中央市に本店があります。
SOHSOH ソウソウロープウェイ街店
観光客だけでなく、地元でも人気の飲食店。土日は終日混雑しています。
他にも、お手頃なうどんやそば、ラーメンにから揚げなどいろいろなグルメが楽しめますが、最近は鯛めしのお店が増えましたね。
そして大街道側に行けば、二番町や三番町は飲み屋街としても有名。地方の都市としては、比較的賑やかな夜の街で地元市民が飲み歩く場所にもなっています。
お城下松山、観光、宿泊、旅の拠点として外せないのがこのスポットですね。