4月29日、GW最初のJ2第10節。愛媛FCはホーム、ニンジニアスタジアムでモンテディオ山形と対戦しました。結果は2-0の完勝。昨年まで在籍していた監督、コーチ、選手4人が出場した因縁の試合となりましたが、予想外のワンサイドゲームになりました。
個人的には、マッチデイプログラム(写真)の表紙にもなっていた浦田延尚が攻守にいい仕事をしていたと思います。逆に、山形はちょっとやり方を変えたようでしたが、そこは完全に裏目に出てしまいました。瀬沼優司と阪野豊史の2人で愛媛のディフェンダーにプレッシャーがかけられず、チャンスらしいチャンスは瀬沼がドリブルでシュートまで持ち込んだ場面くらい。
木山隆之監督も選手交代と布陣を変えながら打開を図ろうとはしていましたが、実りませんでした。ちょっとラッキーな形で2点が入ったことも、愛媛にとっては試合運びが楽になりました。タイムアップのホイッスルが鳴った時、愛媛の選手たちのほうがピッチにバタバタ倒れこみました。持っている力を出し切った戦い。欲を言えばまだまだ課題はありますが、本当にいいゲームでした。
試合が終わったころは、初夏を思わせる暑さ。いいお天気だったので、スタジアムの近くにある最も近くにある46番札所、浄瑠璃寺で散歩をして帰りました。県外ナンバーの車が数台止まっていましたが、静かで落ち着ける場所です。7月には古代ハスの花が咲き、カメラマンでにぎわうそうです。スタジアムからは、車で10分ほどです。
浄瑠璃寺の近くにあるのが47番札所、八坂寺。浄瑠璃寺からも聞こえるにぎやかな音、近くに行くとちょうど大祭の日のようで、交通規制もしており今回はスルーしました。帰って調べてみると、大祭では山伏による行列や火渡りなどの荒行、一般参加者の火渡り、阿波踊りの奉納、お餅まきなどが毎年この時期に行われているようです。ちょっと寄ってみればよかったですね。残念。
サッカーのついでにお遍路。アウェイサポーターの方にもお勧めです。