温泉・グルメ・建築。はじめての山形は銀山温泉をメインに
東京駅から山形までは、新幹線で2時間45分。日帰りもできなくはないですが、東北の温泉地なのでやっぱり一泊したいところ。
他にも山形といえばさくらんぼに米沢牛、蔵王や最上川…。豊かな自然や食べ物を思い浮かべますが皆さんはいかがでしょうか?8月の花笠まつりや9月の芋煮会も全国的に有名ですね。他には、意外とラーメンの消費量が日本一と言われる県でもあるそうです。
そして、おすすめの観光地をサクッと検索してみると世界一のクラゲ水族館・加茂水族館のクラゲラーメンやくらげアイス、出羽三山、五重塔なども人気のようです。歴史好きは上杉謙信関連の場所でしょうか。
あとは、やっぱり温泉。全市町村に天然温泉があるそうで、リゾート地の蔵王温泉や大正ロマンあふれる銀山温泉など魅力的な温泉が数多くあります。東京からだと山形市内の宿泊パックが2万5千円程度でお手軽ですが、ここはやっぱり温泉を絡めて旅程を組みたいですね。
●山形県の温泉地一覧(山形県ホームページ・平成28年度)
銀山温泉の藤屋・しろがね湯は、東京オリンピックの国立競技場で一躍有名になった隈研吾建築都市設計事務所が設計。建築好きとしては、谷口吉生の酒田市写真展示館・土門拳記念館は美術館建築の名作、さらにはSANNAも担当した荘銀タクト鶴岡も気になりますが。
今回ははじめての山形、ということで山形市のある村山地方を中心に旅を計画。温泉・ラーメン・建築を楽しむコンセプトで、まずは銀山温泉を中心に一泊の旅でおすすめスポットを探してみます。
将棋の山形、天童市で3月のライオンを巡る旅
銀山温泉と合わせて巡るのが天童市。山形といえば将棋の駒の生産が日本一。「3月のライオン」(羽海野チカ)という漫画がありますが、作中に登場する島田八段は天童市出身なんです。
アニメ化、そして2017年には神木隆之介さんが主演で映画化もされて話題になりました。
その天童市にあるのは将棋資料館。将棋のルーツにはじまり、駒の製造過程など将棋に関する様々なことを知ることができます。4月には人間が鎧を着て駒となる「人間将棋」も行われたりしていますよ。
そして、天童温泉にも立ち寄って帰路へ。第27回にっぽんの温泉100選では第47位の天童温泉。「人気温泉旅館ホテル250選」と「5つ星の宿」では、天童温泉からほほえみの宿滝の湯と天童ホテルが選ばれています。
味噌派?それとも中華そば派?山形ラーメンも満喫!
グルメは、やっぱりラーメン。味噌ラーメンや中華そばが多いようですが、なにしろバリエーションが豊富。
●2018山形ラーメンマップ 魂心の62杯(NEXCO東日本)
こんな企画も行われているので、参考にしてみては。
最後に、グルメといえばJリーグ。J2のモンテディオ山形があります。スタジアムグルメはJリーグ屈指の人気で、試合開催日ならここで様々な山形グルメが楽しめますのでいかがでしょう。