「みんなのひろば」や再開発など、賑わいを取り戻そうと工夫を凝らす松山市の銀天街。現在はさらなるにぎわいづくりの手法を検討するために、20日からアーケード内に休憩スペースをつくり、商店街を利用する人たちの意見を収集する実験を始めています。「銀天街まちなか空間活用実験実行委員会(会長・羽鳥剛史愛媛大准教授)」。
休憩スペースの名称は「イコトコ」、実験は6月18日まで。松山市湊町4丁目にある無料休憩所「きらりん」の前です。写真のようにベンチや植物を置いたり、利用者が意見を書き込むブースも設けています。
「まちなかでしたいこと」へのリクエストが、写真のように集まっています。
まちづくりの業界では最近注目を集めている銀天街。ただ、松山市も人口減の波を受けており、活性化は待ったなし。TOKAGEYAの隣は空き店舗でしたが、この6月からは愛媛松山整骨院がオープン。まだ空き店舗はちらほらありますが、今後の活動にも注目したいですね。
銀天街の再開発については
![](http://hatadera.net/wp-content/uploads/DSC_0230_R.jpg)
銀天街L字地区の再開発で街が変わる。ビル3棟が2021年度末竣工へ
かねてから計画が進められていた銀天街のL字街区。銀天街と大街道が交わる場所ですが、再開発が2020年にスタートするこ...
今回の休憩所の前にあるTOKAGEYAは老舗。
![](https://hatadera.net/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/e784711da3a6995a3c662d8c31b217da.jpg)
元外資系金融マン、まちに新風 「経営の視点」が地域を変える
松山を活性化するのは、株主に配当を出す異色のまちづくり会社。社長の加戸慎太郎氏は、外資系金融会社を経て地元に戻り、商店街から地域全体へと活躍の場を広げ、「まちの経営」でその手段を発揮している。
「みんなのひろば」については、こちらもどうぞ。
![](https://hatadera.net/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/cadd0d66301740f0ae7f07179a663f16.jpg)
まちなかに憩いの空間を!松山「みんなのひろば」約1年半の社会実験から見えてきたもの
最近、全国各地で行われている公共空間活用に関する社会実験。まちなかをもっと使いやすくする様々な取り組みが見られます。街で過ごす時間を楽しく居心地をよくすることで、その地域に対す...
まちづくりの中心的な存在がUDCM松山アーバンデザインセンターです。