愛媛の地価調査結果は全般的に下落傾向。特に売る方は慎重に、売り急がないこと

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19日に、愛媛県は土地の取引価格の指標となる2017年度の地価調査の結果を公表しています。詳しくは「地価調査」と検索すると、愛媛県や国土交通省のホームページから詳細を見ることができます。また、地価の推移はこちらも分かりやすいホームページです。

愛媛県の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価ランキング
愛媛県の最新公示地価は平均7万1678円/m2(2024年[令和6年])、坪単価では平均23万6953円/坪で、全国順位は19位/47都道府県です。前年からの変動率は-0.64%で、変動率の順位は46位/47都道府県です。最新基準地価は平均4万7745円/m2(2023年[令和5年])、坪単価では平均15万7835円/...

愛媛県全体でみると、住宅地も商業地も下落。下げ止まる気配は見られません。実感もありますよね。皆さんの周囲、少し注意してみてみると空き家の多さに驚くこともあるでしょう。また、松山ではマンションも活況ですが既築の物件では空室も。賃貸物件も空室が多い物件がありますね。

ただ、家や土地を売る方はこの空気に注意してください。「不動産の価値は下落傾向だから…」ということで、この「空気」につられて本来の評価よりも安値で手放している傾向もあります。素人だけではありません。不動産業者も、この「なんとなく」の空気で価格を設定してしまうことがあります。不動産の買い手にとっては、いい環境なのですが。

愛媛でも、比較的価値の下がっていないマンションはあります。新規の戸建て分譲地もしかり。販売業者は安く土地を入れて早く売るために、売れやすいの価格を設定します。わざわざ強気の価格を掲示することはありません。それよりも、安く仕入れることを考えます。

それでも実際に、エリア周囲の地価が10年前から3割下落しているにもかかわらず、10年前と同じ価格で土地を売却している事例もあります。松山ではありませんが、愛媛県内の事例です。学校から近かったり、買い物が便利だったり、本来は高く評価されるべき土地も「空気」につられて下がってしまっています。

売買される方は、不動産業者1社に絞り込まずいろいろな人の意見を聞くこと、そして売り急がないこと。2については事情にもよりますが、じっくり構えることができれば、売り手の希望に近づくこともあるようです。

なんだか最近多い「あなたの土地、高く売れます!」の広告みたいになってしまいましたが笑、みなさん資産を大切に守ってください!

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