愛媛では、どうしてもルートが限定される公共交通機関よりも自動車や自転車が便利。通勤や通学の足になるのですが、特に愛媛県が力を入れているのは自転車。県立高校で自転車のヘルメット着用を義務化するなど、県内のヘルメット着用率が6倍になった、という話題もありましたが自転車に関わる様々な環境の整備にも取り組んでいます。
そこには、しまなみ海道をはじめ地域振興策として、愛媛をサイクリングのメッカにしようという動きがあるからなのですが、ほかにもサイクリストのための二次交通にも力を入れています。
例えばサイクルトレインは自転車を輪行袋に入れず乗車できるというのも、これまでしまなみ海道から松山まではJR予讃線で「サイクルトレイン松山しまなみ号」が運行されていたのですが、4月22日からは今治~西条間で「サイクルトレイン西条しまなみ号」が運行されることが決まりました。ほかにも、
・JR予讃線特急「宇和海」サイクルルーム
・JR予土線サイクルトレイン(普通列車での混乗試験)
・伊予鉄道 サイクルバス
・ジェイアール四国バス サイクルバス
・サイクルレスキュータクシー
・しまなみ地域 島走レスキュー
・南予地域 なんよサイクルレスキュー
といった形で、公共交通機関を使いながらサイクリングが楽しめるサービスを充実させていこうとしています。詳しくは、「愛媛マルゴト自転車道」を参考にしていただければと思います。
他にも、愛媛県内の観光地には自転車を停めるサイクルオアシスもかなり普及していますので、愛媛の旅は自転車でのんびり計画してみるのもいいかもしれません。