「はーばりー」みなと交流センターに、寄ってみました(今治)

みなと交流センターはーばりー

平成28年、今治港に「みなと交流センター」がオープンしました。”「交通」の港から「交流」の港へ”というコンセプトで新しい賑わいの場が整備されたのです。

今回は時間がなかったのですが、1階には「COFFEE STAND TERMINAL 01」があり、待ち時間にこだわりのハンドドリップコーヒーなどカフェを楽しむことができます。また、4階には「COFFEE STAND TERMINAL 02」があり、ランチや夕方はコース料理もあります。ゆっくりしたい時には、4階まで上がると海を見ながら食事が楽しめます。テラスもあるので、天気のいい時は気持ちのいい場所です。

このみなと交流センターを設計したのは、原広司氏((株)原広司+アトリエ・ ファイ建築研究所)。平成21年3月11日、みなと再生事業基本計画策定業務委託プロポーザルで最優秀事業提案者となりました。

このみなと交流センターには「はーばりー」という愛称も決まりましたが、何よりこのコンペが建築界では超豪華メンバーで行われたのが印象に残っています。まず、選定委員が

藤森  照信(ふじもり てるのぶ) 東京大学教授 (委員長)
伊東 豊雄(いとう とよお) (株)伊東豊雄建築設計事務所 代表取締役
村上 徹(むらかみ とおる) 広島工業大学環境学部教授
赤池 学(あかいけ まなぶ) (株)ユニバーサルデザイン総合研究所
代表取締役所長
阿部 克也(あべ かつや) 日鮮海運(株) 代表取締役社長
石丸 真智子(いしまる まちこ) 今治シビックプライドセンター運営会議

で、最終選考に残ったのが

●A・N・K共同企業体
(株)原広司・アトリエ・ファイ建築研究所
(株)西沢大良建築設計事務所
(有)金箱構造設計事務所

●SANAA・妹島共同企業体
(株)妹島和世建築設計事務所
(有)SANAA事務所

●(株)乃村工藝社

でしたが、乃村工藝社には協力事務所として(株)隈研吾建築都市設計事務所が入り、最終プレゼンテーションも行っていました。これだけのメンバーが今治で一堂に会することが奇跡的なのですが、その会場となったのが丹下健三さんの市民会館。丹下さんがこれだけの人たちを呼び寄せたと言ったら感傷的過ぎるでしょうか。

それぞれのプレゼンテーションは、上記プロポーザルのリンクからご覧いただけます。A・N・Kは「これは実現するのだろうか?」という、その存在感を強烈に印象づける提案でした。逆に当時のSANAAは金沢21世紀美術館で成功を収めて勢いがあり、この提案では海の駅「なおしま」の発展系のように、あえてランドマークを作らず”らしさ”を出した軽やかな提案でした。

SANAAかな、とも思ったのですが地元の審査員の評価が高かったのはA・N・Kの提案でした。今回、実際に現地に立つと乃村工藝社の「島をつくる」という発想も実現すれば面白かったと思います。

建物には船の発券所や待合の他、カフェやレストランもありますので近くにお立ち寄りの際はぜひ。地元のコミュニティFM「FMラジオバリバリ」や「みなとホール」というイベントスペースもありましたが、今は正面にFC今治の選手たちが飾られていました。

みなと交流センターはーばりーFC今治

この建物を生かすも殺すも今後、地元の方々の活用次第なのでしょうがこの港から続く商店街にも活気が伝わればいいですね。商店街から一歩入ると、ベネチア?のように川に建物がせり出し、橋がかかっている場所があって驚きました。

今治商店街ベネチアン?

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