大三島の帰りは、大島へ寄ってみました。建築好きとして行ってみたかったのは石のカフェ。伊東豊雄さんの設計です。伊東さんといえば、せんだいメディアテークやTOD’S表参道など建築の構造をデザインとして表現した建築でも有名です。しかし、東日本大震災以降は”普通”の建築も設計。そのあたりの詳細は
などをご覧ください。仙台の「みんなの家」も”普通”ですが、この石のカフェもその流れにあります。普通、といっても駐車場に敷き詰められた大島石はそれだけですごい存在感ですが。サイクリストも大勢立ち寄っているようです。この日も、台湾からのグループが大挙して訪れていました。知らなかったのですが、パンケーキがおいしそうでした。
実はここだけで松山に帰ろうかと思ったのですが、近くに村上水軍博物館があったので寄ってみました。
途中、海沿いの細い道を通るので道を間違えていないか心配になりましたが、大丈夫でした。博物館の前には、潮流体験の船乗り場も。JiBaカフェにも興味があり、またゆっくり訪れたい場所です。
作家和田竜さんの小説「村上水軍の娘」の表紙をパッケージにした、どら焼きもありました。16時ごろになり、松山で予定もあったので今度こそ「これで帰ろう」と思ったら帰り道に亀老山展望台があったので、またまた寄り道。。今話題の隈研吾さんが設計しています。
15年くらい前に訪れたことがあったので、それほど時間はかからないと思ったのですが、後から考えれば危険な時間帯でした。というのも、やはり美しい夕焼けが有名な亀老山。山頂に駐車場があるのですが、まさかの満車。展望台自体はそれほど広くないので滞在時間が短く車の入れ替わりもあるのですが、帰るころには観光バスも次々やってきて・・・どうなったんでしょうか。。
細い通路を通って、登っていきます。竣工から20年くらいが経過しているので、さすがに木の橋や階段には老朽化が見られました。それでも、景色は変わらず綺麗でした。夕日や夜景はもちろんですが、昼間も十分絶景です。しまなみ海道を通る際には、ぜひ立ち寄ってみてください。それにしても、この亀老山の展望台までサイクリストが訪れているのには驚きました。かなりの急勾配ですが、それでもこの景色を見れば達成感が得られるかもしれませんね。
しまなみ大三島のドライブ、中心部はこちら。