約7年間の大規模修繕。改修中だからこその体験も
平成31年1月15日から、愛媛・松山の道後温泉本館は老朽化などの理由により大規模修繕工事のため改修工事に入りました。
それでも、営業は継続していますので入浴は可能、ご心配なく。2月1日からは、入口が明治の改築当時に使用されていた北面玄関に。改修工事中ならではの道後温泉を楽しむこともできます。※写真は改修工事前の正面玄関。
ちなみに今回の工事、総工費は約26億円、7年程度の工事期間を見込んでいます。一部報道には2024年まで、ともありますがいずれにしても国の重要文化財にしてされている道後温泉本館の改修工事には時間がかかりそうです。
現在の入浴定員は150人となっていますが、工事が本格化する2月以降は60~80人に制限され、名物の2、3階の休憩室は工事完了まで使えない予定です。
年間、80万人が訪れている道後温泉。昨年(2017)12月26日にグランドオープンした道後温泉別館・飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)をはじめ、観光客の減少が危惧されている改修工事中は、様々な集客対策を打ち出す予定となっています。
道後REBORNプロジェクトが始動!第1弾は道後温泉×手塚治虫
2019年1月7日には高台から工事風景を一望できる足湯も完成していますが、着工後最初の企画は、「道後REBORN(再生)プロジェクト」がスタートしています。
手塚治虫の人気キャラクター「火の鳥」で再生をPRしようというもので、道後温泉本館と火の鳥がコラボレーションした日よけ幕と灯籠が設置されたほか、入浴券も一新されています。
詳細は、こちらから。
ちなみに、道後温泉のライブカメラがこちら。道後温泉のホームページではこの正面カメラのほか、上から撮影している冠山カメラもありますので、現状をライブで確認することができます。
他にも、様々な企画については道後温泉のホームページもご覧くださいね。
また、道後温泉には改修工事中の本館以外に飛鳥乃湯泉、椿の湯もあります。上記の通り改修工事中の本館は入館が制限されているので土日祝日は行列ができる時間帯があります。
そんな時には新しい道後第三の湯、飛鳥乃湯泉はいかがでしょうか。
土日は予約が難しい?飛鳥乃湯泉の家族風呂
本館と同じように2階には休憩室があり、大広間と個室がある飛鳥乃湯泉。さらに、特別浴室として予約制の家族風呂もあります。予約は上記の公式ホームページからお電話で。休日、休前日は予約が埋まりがちです。
また、松山市民に愛されているのが椿の湯。
道後商店街の中央にあり、道後温泉本館と同じ無加温・無加水の源泉かけ流しです。
情報収集はWEBも充実。おすすめは
松山城と並んで、愛媛の2大観光地のひとつともいえる道後温泉。近年は国内外の観光客に向けて愛媛県や松山市をはじめ積極的にPRしています。
都営地下鉄の主要駅など首都圏でも、松山市が発行するフリーペーパー”暖暖松山”を配布中。WEBでもチェックできます。道後温泉本館や周辺で行われるアートイベント”道後オンセナート”のことなど、道後温泉の魅力がギュッとつまっています。
道後温泉を離れて松山市内も散策するなら、ラブリさんのシリーズで。女子旅には最適、道後温泉や三津浜エリアなどの情報がぎゅっと詰まっています。
観光地ならでは、SNS映えするフォトジェニックなスポットも
しばしば、ニュースなどでSNS映えするお寺として紹介される圓満寺の他にも、2017年末には明治洋風建築の伊予鉄道道後温泉駅の駅舎に「スターバックス道後温泉駅舎店」もオープン。
観光地ならではといったところでしょうか、道後温泉商店街にもあちこちにSNS映えしそうなスポットがありますので、すこしずつ紹介していきます。
温泉×アート。道後オンセナートも必見
また、道後オンセナート2018は、2018年4月14日がグランドオープン。関西をはじめ、あちこちの神社で話題になっているイチハラヒロコさんの「恋みくじ」にも人気が集まりました。
2019年2月28日には終幕しましたが、各旅館で展開された「泊まれるアート作品」などオンセナートの雰囲気は3月以降も楽しめます。空港からのアクセスもいい道後温泉。改修中だからこそ、一度訪れてみませんか?
首都圏からも、意外と近い道後温泉。空港からのアクセスがいいのも特徴です。おかげさまで豪雨被害からも立ち直って、元気に営業中です!